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大火遮音間仕切りの特徴は?

大火遮音間仕切りは、火災に対する耐火性能と音の伝わりを抑える遮音性能の両方を持つ間仕切り壁のことで、主に公共施設や集合住宅、商業ビル、病院などで利用されており、安全性と快適性を高めるために重要な役割を果たします。
 
大火遮音間仕切りの特徴は、耐火性能が高いことや、遮音性に優れていることなどがあります。
 
火災時に炎や煙の広がりを防ぐために、一定時間火に耐えることができる構造になっています。建築基準法に基づいた耐火認定を取得していることが多く、1時間耐火、2時間耐火といった基準が設定されているものもあります。
 
音の漏れを防ぐ性能を持ち、会議室や診察室、居住スペースなど、静けさが求められる空間で効果を発揮します。使用されるボードの種類や構造によって遮音性能が異なり、遮音等級で表されることが多いです。
 
建物の構造としては、軽鉄下地に複数枚の石膏ボードや遮音シート、防火材を組み合わせた構造となっていることから、性能を保ちながら比較的軽量で施工がしやすいという利点もあります。また、専門の職人がいればスムーズに設置することが可能なので、リフォームや改修の際にも対応しやすいです。
 
必要に応じて、性能等級や認定の有無、使用する部材の種類についても確認しながら設計・施工することが大切です。

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